昨日は、悪天候によるロープウェイの運休で最大の目的だった玉龍雪山への登頂?はできなかったのだが、この日は恨めしくなるほどの快晴。午後の高速列車で昆明に戻らなければならないのは非常に残念だがまあ仕方がないです。雲南にはまた来ることがあるでしょう。その時にはまたトライするかもしれません。
麗江古城の散策(5日目午前)
この日は麗江古城の中で見に行けてなかった「木府
木府
木府はこの地域を治めた「木氏」の屋敷と執務のための施設が一緒になったような場所です。朝9時ころに入場(入場料は40元だったと思う)すると、観光客はほぼおらず、民族衣装を着て清掃をしている女性ばかりが目に付きます。内部はよく整備されており、当時の建築の姿が綺麗に再現されています。内部は民族の風俗を展示した博物館的な部分もあり楽しめますが、ホテルのチェックアウトまであまり時間がない私たちは駆け足で見て回りました。木府へは獅子山(万古楼)とつながっているので、一緒に見学するのが効率的かもしれません。
ホテルをチェックアウト
ホテルをチェックアウトして麗江駅へ向かいます。昨晩、ホテルスタッフのジョンに「公共バスで駅に行きたい」と行ってみたものの、「タクシーにしなさい」と言われて素直に従ったのだけど、それでも列車の発車時間の2時間程度前に出発と言われました。中国で長距離列車に乗るには荷物や身分証のチェックを受けないといけないので、飛行機並みに面倒なのです。来るときはスーツケースを石畳の道で引き摺るのに苦労したのですが、帰りはタクシーの乗り場まで三輪車を呼んでくれました。タクシー代金(タクシーは駅まで40元だそうです)に込み。来るときは南門から歩いてきて途中で昼ごはんを食べたりしたので1時間半くらいかかりましたが、帰りは北門にタクシーをつけてくれたので、徒歩の区間は10分弱程度。タクシー代金はホテルのジョンに手渡し(おそらく携帯電話でタクシーを呼んで代金は電子決済)て、タクシーに乗り込み麗江の街を離れます。麗江の駅までは20分程度で到着。バスでもそれほど時間的には変わらないと思いますが、バスには時刻表というものがないようなので、安心な方を選んで正解だったかと。
チェックアウトの際に、昨日の玉龍雪山ツアーでメインのロープウェイが運休だったので返金があると、ひとりあたり90元を現金で返してくれました。少人数だったしガイドも親切でいろんな意味で良いツアー会社を紹介してくれたようです。
麗江駅に到着して、構内に入ろうと切符を取り出した時に、列車の発車時間を1時間早く間違えていた事に気づきました。正しい発車時刻は13:01なのだが、12:01だと勘違いしていたのです。というのも旅行中のスケジュールはGoogleカレンダーに登録しておいたのだけど、この列車の予定だけ間違えて日本時間(日本と中国の時差は1時間)で入力していたのです。ということは発車までまだ1時間半あるということ。こんなことならもう少しゆっくりと木府を見学できたのにと思いましたが、どこかでゆっくりと昼食を食べることに。予定通りだと腹を空かせて列車に乗ることになってしまうのでちょうど良かったかもです。麗江の駅はできたばかりで見える範囲には食堂などはありませんが、客引きらしきお母さんが声をかけてきたので、その人について行くと公園を抜けたところに新興の小さな商店がいくつかあり、食堂が2軒ありました。そのうちの1軒に案内されたので、素直に入店。メニュを見るとナシ族料理の店のようです。毎回火鍋を食べていたので、普通の民族料理を食べたいと思っていたのでちょうど良かったです。ちなみにもう1軒は川菜(四川料理)の店でした。
昆明へ高速列車で移動(5日目午後)
麗江駅
昼食をゆっくりとって駅舎に入りました。行きと同様30分くらい前にチケットと身分証のチェックを受けて待合室で出発を待ちます。この駅はできたばかりで大変綺麗で機能的。このところの中国のインフラ整備には目をみはるものがあります。この高速列車も近々シャングリラ(香格里拉
列車はほぼ満席で、無座(立ち席)の人もかなりいる模様です。みんな大きなスーツケースを持っているので、大半は観光客だと思われます。昆明までは3時間、車窓の景色に飽きてきてほとんど寝てしまっていました。日本の新幹線では揺れが気になってほとんど眠ることはないのですが、それほど中国の高速鉄道は揺れが少なく快適です。
昆明到着後ホテルにチェックイン
昆明駅に到着しました。時刻は午後4時。ここから地下鉄で初日に宿泊したホテルに向かいます。初日と同様、15分ほど歩いて地下鉄駅へ向かいます。もう少し近くに駅は作れなかったのでしょうか。天気が良ければ道端の露天をひやかしながら歩けるのでそれほど苦痛ではないですが、雨が降ったりしたら大変だと思います。
さてホテルには難なく到着して(2度目なので当然ですが)、前回と同様500元のデポジットを要求されます。「クレジットカードで払うね」と財布を取り出してカードを探すも見つからず焦るが、とりあえずツレのカードでお支払い。チェックインの際に「雲南映像
雲南映像ショウのチケットは300元/人と高いのだけど、「買一送一」という訳のわからない仕組みでチケット一枚買えばもう一枚ついてくるらしい。ツレがチケットをホテルのフロントで手配してきて、クレジットカードのレシートでは300元しか支払っていなかったので、一人で行くつもりか?と思ったのだけど、再度フロントスタッフに確認したところ、ちゃんと2枚手配できているとのこと。5000円もするチケットが一枚買えばもう一枚無料というのは太っ腹なんだかどうなんだか。
夕食は再度「紅豆園」の別の店舗で
クレジットカード紛失のドタバタで暗い時間帯になってしまったので、ひとまず夕飯を食べに行くことにします。どこにしようか迷ったのだけど、最初の日の「红豆园(紅豆園)
結局頼みすぎて食べきれず、鴨はお持ち帰り(打包)しました。帰り道も百度地図に従って歩いてホテルに戻ります。細い暗い静かな通りに案内されたりしますが、基本的に中国の都市で妙な犯罪が起きることは少ないので、安心して歩けます。
この日は特に観光などもせず食べて移動するだけでしたが、クレジットカードの紛失等もありやや疲れました。ホテルに帰って寝ることにします。
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