越後妻有トリエンナーレを鑑賞するために新潟へ向かいます。近畿圏から新潟へ向かう場合、1つは東京経由の新幹線を利用するルートもありますが、やはり時間の節約のためには大阪からだったら飛行機の一択でしょう。もう少し年齢的に若くて元気があれば夜行バスと言う選択肢もあるのですが、新潟市へ行くバスはあってもそこから先の移動に難があるので、飛行機+レンタカーを選択します。
1日目午前
伊丹発新潟行き 日本航空2241便
大阪伊丹空港から新潟空港へは日本航空、全日空共便があり、早朝便は共に7時15分発8時20分着ですが、今回はマイルを使っての旅行なので日本航空便を使用します。この便はたまに仕事のために乗ることがありますが、早朝のため特筆することはなし。到着まで寝て過ごします。特に遅れることもなく新潟空港に到着。仕事で来る際はここからバスに乗って新潟駅前に行きますが、今回の目的地はここから100km以上南下した十日町なので、空港でレンタカーを借りてそのまま向かいます。この時はとにかく早く十日町へ向かいたかったので朝ご飯も食べずにそのまま出発しましたが、空港でご飯を食べるなら、新潟名物の「へぎ蕎麦」を食べてください。「へぎ」とはただの木の板なのですが、その板にそばを盛ったのが「へぎ蕎麦」。新潟の蕎麦はつなぎに海藻(ふのリ)を使った布海苔蕎麦が有名です。かすかに海藻の風味が感じられますが、コシがあっておいしいです。「須坂屋 新潟空港店
今回借りたのはタイムズレンタカー。タイムズカーシェアの会員なのでそちらから予約するとポイントが付いたりするのだけれど、今回は出張でたまった楽天ポイントを利用するために「楽天トラベル(レンタカー)
十日町 キナーレ
空港からレンタカーを走らせること2時間弱で十日町の「越後里山現代美術館 キナーレ
とにかくパスポートを入手した私たちは、まずこの美術館を鑑賞するところからスタートです。この美術館の設計は原 広司という人で、建築界ではまあ有名な人。「キナーレ」と言うのはこの土地の言葉で「来なされ」がなまったものとのことです。
キナーレの周辺にも作品がいくつもあるので、見逃さないように見て回らないといけませんが、私たちはいくつもスルーしてしまいました。作品は新しいもののありますが、既に街の風景に溶け込んでしまっているものもあったりしますので、よく下調べをして行ってそれらを見つけ出すのも結構楽しいかと思います。
十日町駅前
キナーレの鑑賞後、自動車で十日町駅へ向かいました。ここに日比野克彦とひびのこづえ夫妻の展示があります(現在は休止中)。ここを鑑賞してちょっとグッズを購入したりしてからお昼ご飯にします。
小嶋屋本店
お昼は蕎麦を食べることに。新潟と言えばラーメンだったりカレーだったりいろいろありますが、やっぱり蕎麦だと思います。と言っても関西人なのでそれほど蕎麦にこだわりがあるわけではありませんが、折角食べるならおいしいところが良いとツレが「小嶋屋本店
1日目午後 松代方面へ
昼食の後は一旦十日町エリアを離れ、松代方面へ向かいます。ここでの目的は「まつだい 農舞台
農舞台の建築自体もまあ良いのですが、その脇にどこかから移築されたらしい農家建築が「まつだい郷土資料館
農舞台の周囲には棚田が広がっていて、その中にも展示が点在しているので散歩しながら作品を巡るのも楽しいです。ただこの日は非常に暑く、途中でギブアップしてしまいましたが。
1日目夜 温泉とフレンチ
松代の棚田
そのあといくつか展示を自動車で巡り、最後は夕方に「星峠の棚田
酒の宿 玉城屋
本日の宿はAgodaで探した松之山温泉「酒の宿 玉城屋
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