1.大地の芸術祭(越後妻有トリエンナーレ)旅の計画

2018年08月|(番外編)新潟越後妻有トリエンナーレ
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トリエンナーレとは3年に一度開かれる国際芸術展覧会のことであるとwikipediaに解説があります。(ちなみに2年に一度開かれるのはビエンナーレ。)2019年夏に「あいちトリエンナーレ」でひと騒動があったことで、2018年に新潟で開催された「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」に行ってきたことを思い出したので、国内旅行であるので番外編として記録しておきます。

※「妻有」は「つまり」と読みます。

旅の計画

なぜ新潟に行こうとしたのか

私は地方都市(関西)在住であり、新潟という土地は関西圏からは非常にアクセスの悪い場所の一つです。交通手段を検索すると、まず第一に飛行機での移動が候補に挙がり、その次に東京経由の新幹線利用となります。新潟市へは仕事では何度か行ったことはあるのですが、この展覧会が開かれる妻有は新潟市から南に下って長岡市を越えたあたりにあり、関西人にとっては観光の候補地にはまずならない場所です。

そこに目が行ったのはその年の初め、webでニューヨークタイムズ紙の「52 Places to Go in 2018」 を眺めていた時でした。「52 Places to Go」はニューヨークタイムズ紙が毎年発表する「今年旅行先として選ぶべき場所」のリストのことで、私は毎年この記事を楽しみにしているのです。なぜ52ヶ所なのかはよく知りませんが、毎週旅行に行けということなのかもしれません。

とにかくその年の初めに発表される52ヶ所のリストの中に「日本」もありました(というか毎年1~2か所含まれている)。その年は「HONSHU’S WEST COAST(本州西海岸)」と書かれてあったので「どこやねん、それ」と思い読み進めると「the Echigo-Tsumari Art Triennale」の記述があったというわけで、なんとなく記憶に残っていたのです。それ以降夏まで半分忘れていたのですが、たまたま8月の初旬に休暇があったので「行って見るか」と予約を始めたというわけです。

航空券とレンタカーの手配

いつものことながら、思い付きの計画で直前の手配となったので特割等のチケットの価格も上昇していました。自動車(レンタカーですが)で走っていくということも考えたのですが高速代金を考えると2人分では割に合わないので、1名分だけ貯まっていた日本航空のマイルと「おともdeマイル割引」という運賃で2名分を確保することにしました。この「おともdeマイル割引」運賃、なんだか屈辱的な商品名ですが価格は非常に安いのでこの時は重宝しました。

あと新潟空港からの交通の便が非常に良くないので、空港でレンタカーを借りることにしました。レンタカーの手配は「楽天トラベル(レンタカー)」でインターネット予約しておきます。出張の度に地味にチビチビたまる楽天ポイントがこういう時に役に立ちます。

楽天トラベル

宿の手配

たった一泊ではありますが、折角なので温泉宿に泊まりたいと思い予約したのは「松之山温泉 酒の宿 玉城屋」。新潟と言えば日本酒なので「酒の宿」という屋号に惹かれたのもありますが、古い旅館ながらフレンチと日本酒を合わせるなど、若いオーナーがこだわった経営をしているところに好感が持てたので(非常に高かったのですが、、、)agodaで予約を入れておきました。

パスポート(作品鑑賞チケット)の手配

新潟は(当然)国内なのでパスポートは不要ですが、トリエンナーレの会期中は作品鑑賞チケット(パスポート)が必要です。当日行って購入することもできますが、「アソビュー」で事前手配しておくと割引があります。

ECHIGO-TSUMARI ART TRIENNALE 2018 OASSPORT

トリエンナーレの見どころ

トリエンナーレのエリアは「十日町エリア」「川西エリア」「津南エリア」「中里エリア」「松代エリア」「松之山エリア」の6つに分かれていて、その範囲は結構広大です。自動車があったとしてもすべてを1泊2日で巡ることは不可能なので、事前にある程度計画を立てておかなければなりません。ツアーバスが現地から運行してるようなのでそれを利用する方法もあります。ただいずれにしても出発点は鑑賞パスポートを発行してくれる十日町の「越後里山現代美術館(キナーレ)」になると思われます。私たちも新潟空港で借りたレンタカーでまずは十日町を目指します。

十日町のキナーレは全体が大きな展示となっているので、鑑賞パスポートを入手した後そこを鑑賞し、その後は宿泊地のエリアに自動車で向かいつつ、いくつかの展示を鑑賞して周ることにしました。そのために、予めGoogleMapに鑑賞予定の展示物がある場所にピンを付けておいて、効率の良い道順を考えながら見て回りました。

 

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