プラーサート・ワット・プー遺跡(おすすめ度★★★★★)

旅のスポット
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プラーサート・ワット・プー遺跡はラオス南部にある7世紀から13世紀にかけてクメール人が建設したヒンドゥー寺院で、現在は仏教寺院として使用されています。2017年7月に、ラオスで2つ目の世界遺産として登録されました。(もう一つは北部の「ルアンパバーン」)

世界遺産に登録された現在(2017年末)でも観光客は少なく、しかし博物館などの施設は充実しているので、今の間がおすすめです。

アクセス

一番楽なのは、ラオス南部の都市「パクセ」から車またはトゥクトゥクをチャーターする方法です。以前はメコン川の対岸で降ろされて、ボートでメコン川を渡り、再びトゥクトゥクを捕まえるという面倒な方法しかありませんでしたが、現在は手前に橋が架かっているので、車やトゥクトゥクで直接アクセスできるようになりました。車のチャーターはホテルでアレンジしてもらえます。トゥクトゥクは当日または前日にドライバーを捕まえて、ルートと値段を交渉すればよいでしょう。パクセ中心から遺跡までの所要時間は1時間程度です。

パクセの街の旅行会社でバスの手配をすることもできます。このバスは大抵さらに南部の「シーパンドン」へ行くための中継地(ボート乗り場)である「ナカサン」へ行くので、途中下車する格好になります。また前述の橋を渡るとナカサンへは行けないので、昔と同じようにメコン川の手前でボートに乗り換えます。パクセからボート乗り場までの所要時間は概ね1時間強。さらにボートと向こう岸でのトゥクトゥクでの移動が必要です。バスのチケットにはボートとさらに向こう岸でのトゥクトゥクの料金までジョイントされてるので、いちいち値段交渉するわずらわしさはありません。ただし、帰りは前述のとおりナカサンから戻ってくるバスに乗ることになるので、到着の時間が読めずワットプー側の川岸のレストランなどで長時間待たされる場合があります。朝8時頃ホテルでピックアップされ、午後3時頃に帰着となるのが標準スケジュールのようです。時間に余裕があって、メコン川のボートに乗ってみたいという場合は、こちらを選択するとよいでしょう。

ラオス南部のもう一つの観光地「シーパンドン」への移動の途中で寄ることもできますが、バスのスケジュールの都合、ワットプー付近で1泊することが必要になります。シーパンドンはカンボジアとの国境に近いので「パクセ」→「ワットプー」→「シーパンドン」→(ラオス・カンボジア国境)→「シェムリアップ」というルート(またはその逆)も不可能ではないです。パクセの旅行会社でアレンジしてもらえます。

https://www.rymanblog.net/2018/01/14/2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%e3%80%80%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B8%E3%82%A2%EF%BC%88%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%82%A2%E9%81%BA%E8%B7%A1%E3%80%81%E3%82%B5%E3%83%B3/

観光の所要時間

概ね2時間程度で観光できます。周囲にも関連の遺跡がありますが、それを含めて見て回るなら1泊することが必要でしょう。2時間程度で見て回ったとしても、ツアーバスで来た場合は帰りのバスに乗るまで時間が空いてしまうことがあります。食事でもしてのんびりする、なんてことができない場合は、車をチャーターすることを強くお勧めします。

遺跡内は広く本殿までは途中から階段と坂道になるので、暑い時期は特に飲料水をもっていくことを忘れないように。遺跡内に売店などはありませんが、チケットブースの付近には簡単なショップはありました。

遺跡内の様子

2017年12月|カンボジアとラオス両方の遺跡を見に行くついでにシーパンドンでまったり
アンコールワットへは以前一度行ったことがありますが、2017年にカンボジアの遺跡が新たに世界遺産登録されたというニュースを見て、再びカンボジアへ行きたくなりました。お隣ラオスの南部にあるプラサート・ワット・プーも同時に見て、ついでにラオス南部の「何もなさ」を満喫しようという欲張りな旅です。全行程飛行機利用のサラリーマンらしい軟弱な旅程です。

 

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